あけましておめでとうございます(遅!)

……って、もう松の内なんかとっくに過ぎてますが!

今年最初の一冊は、昨年からひっぱってる『サジュエと魔法の本』下巻、ではなく、冲方丁蒼穹のファフナー』(電撃文庫)蒼穹のファフナー (電撃文庫)です。

えーと、まず感想から云うと、「え、これで終わり?」って云うか――アニメ見てないので、あの後がアニメで展開されてたのかどうかも知らないのですが、うーん、引き込まれて読んだだけに、最後が肩透かしだった感は否めません。
まぁ、製作側としては、アニメ見ないで小説だけ読む人間なんか考えてないんだろうし、そうであれば「続きはアニメで!」ってカンジでもあるんでしょうけど、何だかな……ここまで書いたんなら、きっちり小説として終わらせてくれよ、って感じがとても致しました。
まぁね、アニメ視聴者的には、かなり気になる本ではあったんだと思います。F屋は即完売みたいだったし、うちの腐海の森でも、昨日の昼時点で残8冊だったからな。
ただ、う〜ん、アニメ見てた人的にも、この話はどうなんだろう。あとがきに「アニメとは違うと思う」云々とあったけど、それならそれなりの結末を提供して欲しかったかなぁ。それこそ、アニメの結末を、違う視点で描いてくれるくらいのことはして欲しかったかなぁ。
つぅか、そもそも、アニメって終わったんだっけ? それすら知らないなぁ。

ともかく、これが終わったら、今度こそ『マルドゥック・ヴェロシティ』を刊行して戴きたいものです。『カオス・レギオン』も完結したしな。2月のラインナップには載ってなかった、ってことは、3月以降か?