うわ〜!

こ、このダイヤリー……ページ戻しちゃうと、書いてた中身が消えるよ! くそ、気をつけなきゃだ。
かなり書いてたのに、キーの押し間違いですべてチャラ。あり得ねぇ! あり得ねぇよ!!


さて、気を取り直して、もう一度。ホントにもう一度だよ!!
『サジュエと魔法の本(上)』サジュエと魔法の本 上巻 赤の章
前にLブロで見て、ずっと気になってた本だったのですが。今日(もう昨日か)発売の「ダ・ヴィンチ」でも、特集ページがありましたが。ハ-マイオニ-が貸してくれた&店頭立ち読みで、ざっと(後半が)読んでの感想。


……表紙に騙された! つうか、やっぱり文芸社(自費出版系)はイマイチだ!
あの、作者は愛知県の地方公務員らしい(兼業していいんか!)のですが、うーん、人間観察がイマイチ。つか、キャラが掴めん。外見はもとより、年齢とか、それ以前に性格が釈然としない。特にルイジ。
何かさ、云いたかないけど、ルイジって、スーパーマリオを思い出さずにはいられず。リアルワールド的には、イタリアンだよね。なのに、性格が分裂気味だし。アタマいいのか馬鹿なのか、切れやすいのかナーヴァスなのか、全然わかんないよ。
児童文学だからって云い訳はなし。だって、エンデの『果てしない物語』とか、バーネットの『小公女』とか、『秘密の花園』とか、あたしの嫌いな『ハリポタ』でさえ、それくらいのことはできてたぞ。
あと、世界を構成している要素が、ちぐはぐで戴けません。原始の森とノートPC、浮島とスポーツカーって、よっぽど繊細に整合性を与えないと説得力がないと思うんだけどなぁ。
あと、キャラのネーミングはこの際激しく置いといても、〈四神経〉で朱が朱雀って――あまりにも安直だよ! 捻るか、オリジナルの名前つけろよ! さては自費出版なのか、本当に!?


あまりにもあんまりだったので、自分で話をやや盗用(?)して、話を考えてしまいました。14歳の製本師見習いの女の子と、魔法の本(本?)の話。おじいさんもちゃんと出すよ。ライトノベル風に書いてやる!


それはともかく、ポプラ社から、懐かしの『銀のスケート靴』が出たので、買わなければ。この話、すごく好きだったな――ファージョンの『ガラスのくつ』の次くらいに。


ところで。
今月、『ガラスの仮面』の最新刊(何巻だっけ?)が15日に発売されます。過去、ラインナップに予定を載せて、美内すずえを怒らせた花ゆめ編集部、今度はギリまで発表しなかったよ! そんなに懲りたんだ! すげぇ……
つぅか、いつ完結するんでしょうか。生きてるうちに完結するんでしょうか。それが心配。

あと、24日(ごろ)には、スクエニから、鋼錬ゲームノベル『赤きエリクシルの悪魔』が、映島巡・著で刊行されます。井上真、外されたんだ……
つうか、映島巡、『ヴァルキリー・プロファイル』とか『Drag-on Dragoon』のノベル(新書の方ね)で読んだような気がしますが――この人も巧かないよ?
とりあえず、スクエニ、もうちょっと巧い人間捕まえろ?
しかし、そういう本でも、新書部門4位とかに食い込む(N販、Tハン集計)んだから、原作の力は偉大ですのぅ……