また漫画。

すみません、でも、最近面白い小説がない＆ＤＱ小説(ええ、あの、素人の書いてる)にうつつを抜かしていたので、さくっと読める漫画が中心に――っても、こっちも買い控え甚だしいですが。

本日の一冊は『死刑囚０４２』5巻(完結)、小手川ゆあ、ＹＪコミックスです。
ゆあちゃん(と仕事中には呼んでた)は、『おっとり捜査』が結構気になってて、その後の『アルカナ』(要手詰めの本屋泣かせ)が結構売れたので、その辺から買った部分はあったのですが。ほんとは電車の中で、前の人が読んでたＹＪ覗き見して買っただなんて、ええ、口が裂けても……

まぁともかく。
こう終わったかー！　ってカンジでした。まぁね、最後には死ぬってのは、２巻目だか３巻目だかで振ってあったからさ、まぁそれはそれなんだけど。
椎名の入れ込み方とか、最後の方の「ごめんよ――」って云うあのあたりとか、ちょっと今、似たような感情移入の仕方を(ＤＱ８だけどね！)してるので、それも込みで切なかった。
あと、トラウマの克服の話とかは、何となく、私が話を書くのと似てるのかな、とも思ったり。結局、反復して、自分で現在を確かめていくしか克服の道はないんだよな、と思いますね。自分は強い、これは「あの時」とは違う、そういう確認がずっと必要なのかな――ちょっと阿呆かも、と思わなくはないのですが。「結構後まで痛かったりするもんだ」(ｂｙ少年魔法士　なるしまゆり)ってことか。うーん。

あと、久々に読み返して身につまされたのが、『超次元遊郭　花天楼』(なるしまゆり　ビブロス)。
「本当に好きなものの代わりなんて　何もあらへんと　うちは思う」って葵の科白は、ただ今生きる道に迷い気味なところに、さっくり刺さりましたとも！
わかってるんだよね！　うん、行きたい道も、自分が何が一番出来るのかもわかってる。わかってるけど！　……それじゃ食えないんだよ……つぅか、食えると思わせられないって云うか。
でも、それが本当にやりたくて、得意で、逆に云えばそれ以外は無能。
そっちに進むべきなのかなぁ……だろうなぁ、食えなくても。つぅか食えないから、ホントに。
あああ、まだ迷い道……

あ、そうだ、本日はもうひとつ、気になる漫画。
気になる、って云うか、借りて読んで面白かったよ『ＮＯＲＡ〜ノラ〜』(筧一成　月ジャン)。　
近所のコンビニで２巻を見かけ、立ち読みして面白そうだったので、Ｙ田(妻)に１,２巻借りてみました。面白かった。
魔王様(♀)の普段顔(三ツ目のモンスター)が結構好きだ――それで、「はァ〜イ　アタシ魔王♥」とか云っちゃうとこが(笑)。
「鋼錬のひとに絵がそっくり」という意見のとおりですが(アシさんかな？)、話自体も面白いですよ。個人的に、１巻目気になった『D Gray-man』(星野桂)が２巻目で気にならなくなったので、こっちを暫く押してみるかな、ってコミック担当じゃないけど、今。
まぁ、月ジャンからアニメになったのもある(『Dragon Drive』とか)ので、これもそのうちブレイクするかもね。
騙されたと思って読んで欲しいけど、ここんとこ、どこの本屋でも見かけない――やっぱ売れてるのかな？　腐海の森の在庫は見てないんだけどね……