ちょっとまめに更新してみよう。

コミックだけど。

まずは、前に予告してました『ひなたの狼』(斉藤岬 幻冬舎)ひなたの狼-新選組綺談-(1) (バーズコミックス)、1巻だけ買いました――1巻しか買ってません。
いや、女の子のように可愛い土方歳三、という、未だかつてない快挙(暴挙?)に期待しつつ読んだのですが。
巻末のキャラ表で、続きを見る気が失せました――土方は躁鬱ではあり得ないと思うんですが! つぅか、パラノイア系というのはありとして(……そうかなぁ)、あれは絶対分裂だよ!! じゃなきゃあんな「士道不覚悟」とか云い出さないって!
というわけで、平目顔系沖田総司とのコンビネーションも新鮮な斉藤新撰組、1巻で投げてしまいました。
いいよ、おとなしく『燃えよ剣』でも読んでおくさ(『Peace Maker』も処分しちゃったしな)。

次。
なるしまゆりの新連載『鉄壱智』1巻目(一迅社……って、何時の間に社名変更!?)鉄壱智 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
何やら、『プラネット・ラダー』(集英社)の出だしを思い出したのは何でだろう。ここは普通、『八雲立つ』(樹なつみ 白泉社)だろう! とか自分突っこみ。いや、古代日本神話っぽいカンジだったので。
「スロースタート」と本人はあとがきで書いてますが、いや、わりとそんなでもないんじゃ? というのは、この人の作品は網羅している故なのか。でも、『少年魔法士』(新書館)よりは早いよ、絶対!
『八雲』とは違う古代日本(似非)を期待しつつ、続刊待ちで。

でもって、最後はよしながふみ『愛がなくても喰ってゆけます。』(大田出版)愛がなくても喰ってゆけます。
読んで、「あー、やっぱ阿佐ヶ谷周辺にお住まいなのね」などと考えてしまったのは置いといて。
この人、やっぱ食に対する情熱が違うわ! 前に出てた『子供の体温』(新書館)とか『西洋骨董〜』とかで、「この人、すげーよく食い物知ってる……」(ちなみに『子供〜』読んで、某ミルクレープで有名なケーキ屋のケーキを食いました)と思ってはいたのですが。いや、桁が違いますね!
この本読んで、近場(新宿あたり)は行ってみようかな、などと思いました。うちの相方も、職場の友人Y田(妻)も、かなり食にはうるさい(Y田(妻)なんか、値段にもうるさい)方なので――ああ、もちろん私もですが。
東京以外にお住まいの方には、半ばノンフィクション? な作者の私生活が垣間見れる漫画として面白いのではないかと。

というわけで、次は――月末のトリブラ神学大全とかかな?