真剣マジ絶叫中。

つーか！　夏ボの回答が出たのですが！
うっそ、有り得ねぇ!!　１ヶ月!?　１ヶ月ですって!?　超↓モチベーション下がりました――真剣に転職したいわ。ここまで下がったの、入社以来初めてです。
つか、うち一応業界最大手のはずなのですが。
しかしもっとすげぇのは、本社系(まぁ事務畑)の人なんか、それも出ないっぽいとか、業績によっては0.5だとか(多いところは１．数ヶ月らしいけど)いう話を聞きまして。あのー、住宅ローンとか組んでるひと、どうするんだろ……他にもいろいろヤな噂を聞きましたが――マジヤバい、うちの会社？　それでも、Ｎ販、Ｔ販あたりが潰しゃしないんだろうけどさ……
昨日くらいから、２ちゃんのうちのスレとか、すごいんだろうな……内ゲバで。

さて、気を取り直して行ってみましょうか(……黒いオーラは背負ってるけどね……)。
『運命は剣を差し出す　３』駒崎優、中公Ｃファンタジア。
２巻目で「ワン・エピソード程度の話なんだから、そのくらいで収めろよ」と書いた記憶があるのですが、今回のあとがき読んでびっくり、ここまでの３冊分の話、元々は一冊予定だったんですってね。えー、それを三倍に引き伸ばすって!!!???
真剣どうなの、それは！　つーか編集Ｎ氏って――やっぱＮ川さんですか、ちょっと!!!!　それ編集としてどうなの!!!!!!　……強調激しくやっちゃうわよ!!　うっわ、有り得ねぇ!!!!　つか、それは何、営業的戦略なの？　そんなんで、こんな高い(また￥945-)もの3冊も読者に買わせるな!!　良心のかけらもねぇのか!!　あぁ、もう!!!!

……まぁ、それ(つまりは編集の不手際)を措いたあとのこととしては――
まずこの人、政治的駆け引きとか書くの向かないね。私はＷＨの『足のない獅子』とか読んでないのですが、聞く限りではぬるいらしい――ま、それはあれとしても(読んでないからね)、こんなんで政略とか戦略とか云う？　って感じですな。もちろん、実際の政略がこの程度な可能性はないとは云えない(小泉外交とか)のですが、しかし小説では、読んでそれらしく感じられる戦略とか政略とかが必要なのではないかと思うのですが。その辺の処理は、はっきり云って巧くはないですね。
あと、まぁ全体的にたるい、のは3冊にしたからってことにしておいてもいいけど――しかし、プロならそれでももっと締めて書けよ！　それは、作家側にも問題があると思う。つか、編集と戦わないの？　戦っても無駄な編集かも知れないけど(さて、どうだかな？/にやり)、唯々諾々と3冊にして、出来がこれかよ！　とは思っちゃいますね。
だって、書きたくない話を無理やり書かされてるのとは違うんでしょう？　構成とかはアレとして、ネタそのものは書きたいと思った話なんでしょう？　それでこれかよ！　もったいない！　つか、それならその立場、あたしによこせ。マジ。
ああ、もう、最近のＦＴ系ノベって、どれもこれも!!!!!

次。
こっちは待ってた、『天然！　絶滅ヒーロー!!　３』氷堂涼二　新書館。
まぁ、いろいろ突っ込みどころはあるのですが(クーデターの起こし方とか、国家のシステムとか、いろいろ)、ここまで突き抜けちゃってたら、もういいや、って云う――いや、良い意味で。
戦隊ものとか、ライダー系とかにそういう突っ込みが無粋であるように、この話にも、そういう突っ込みはするべきではないんだわ(上と云ってることが違うとか云わないように)。いいんです、そういうものなんだ！
ただ、新書館系に全体に感じる(よしながふみとか藤たまきとかなるしまゆりとかは除く)んですが、ここの漫画家さんたち、基本的に人間把握や世界把握が薄い(ペラい)人が多いよね――って、前に『プリンセス・プリンセス』(つだみきよ)読んで思ったりしましたが。
まぁ、ちゃらにしてもいいよ、今回は面白かったしね。

そうだ、幻冬舎の新創刊『パピルス』ですが。
現品見て、がっくりしましたよ――これじゃ『月カド』小説版だ(フィーリングわかります？)。あ、今は『別カド』か。
メンツ見たときは、売れそう(だって、福井さんに川上弘美に大崎善生にあさのあつこに乙一ですよ！)と思ったんですが、すっげぬるいよ――つか、読む気がしませんでした。あれは、つーかあれも編集がいかん。路線どうしたいの？　ホントに『別カド』なの？　村上龍のマネー講座って何？　わけわからん。
今まで、幻冬舎発行の雑誌系は、実際には書籍扱いのものばっかだったし、編集は外部だったから、なのかなぁ――解せねぇ。
正直、嫌いだけど『ファウスト』(講談社)の方が、まだ売れそう(いやいやいや)だなぁ、あのフォントマニアな誌面はウザいけど。
２号目で、路線がはっきりしてくることを祈りつつ。

そして、『大奥』、今月じゃないじゃん。どっから電波受信してたんだ、自分よ……