オタクvsサブカル!

こないだ出た、『ユリイカ』(青土社)の臨増。ユリイカ2005年8月増刊号 総特集=オタクvsサブカル! 1991→2005ポップカルチャー全史
昨日、『SFマガジン』(早川書房)の発売で、積みの場所が必要だったのと、尚且つこいつがラス一だったので、うっかりと云うかやっぱりと云うか、買ってみる。
……う〜ん、『ユリイカ』だなぁ、ってカンジなのか、あたしが腐女子系だからアレなのか。
何か、サブカルとかオタクとかの定義に終始しちゃってると云うか、サブカルなんて存在しないんだって話だと云うか。まぁね、あたくしも、よく『サブカル系なんで』とか『サブカル嫌いなんで』とか、めっちゃ矛盾したこと云ってる(ああ、対版元さんにですが)のでアレなんですけども。
でも↑この場合って、自分がサブカル系だって云うのって、メインカルチャー(文春とか扶×社とか)サイドの人と話をする時によく云うかな、そう云えば。サブカル系(QJとかエスクとか)の人には云わないな。まぁ、メインカルチャーから見りゃ、オタもサブカル腐女子も、みんなひっくるめて「サブカルチャー」(notサブカル)なんだろうし、ねぇ。
つぅか、この本買ってる段階で、既に腐女子の域からやや逸脱してるような気もちらほらと。つぅか、サブカルか、自分? でも、『QJ』も『SWITCH』も『エスクァィア』も『Sight』も『H』も読まないけどね! まだ『ユリイカ』と『大航海』(新書館)と『現代思想』と『クォータリーat』(太田出版)の方が興味あるけどね! このラインナップだけで、既にサブカルですらないような気もしますが。
本としては、そうねぇ、自分がオタだと思う人とか、腐女子だと思う人は読まなくてもいいんじゃないかな。
つぅか、ぶっちゃけ、「それで何がしたかったのさ?」、ホントに。


次。
ラインナップ見たときから待ってた『機動戦士ガンダムさん さいしょの巻』。機動戦士ガンダムさん さいしょの巻 (カドカワコミックスAエース)大和田秀樹ガンダムネタギャグ漫画(としか云いようがない……)。今も『ガンダムA』で連載中なんだ、へぇ〜。
4コマなのですが、ララァの性格が外道だったり、シャアがヘタレだったり、ギャグが時事ネタ多数の上に下らなかったり(これは褒め言葉)しますが、ともかくも笑えた!
個人的には、随所で見られるMSネタ(notモビルスーツ)が一番うけたかも……
普通に笑いたいなら、トニーたけざきの『トニーたけざきガンダム漫画』(こっちも画像上げてみるか)トニーたけざきのガンダム漫画 (角川コミックス・エース)を読んだ方がいいだろうとは思います(絵も安彦絵だしね)が、脱力系(そうかなぁ……)をお求めならこちらで。とにかく、MSネタだけでも必見! シ、シリアルナンバーって……!


次も漫画(……)。
佐伯弥四郎『Gemeinschaft 3』(一迅社)。Gemeinschaft 3 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
年に一度の新刊だ――とりあえず、めっさ笑いました、休憩中に、制服で、ろってりにゃで笑い転げてるなよ、自分。
今回も、シスター・ウォーベックがイカス! ホントにニーナ(by鉄拳)にしか見えなくなって来てますが、性格はもちろん全然違います、ええ。
今回の驚愕は、1巻で出てたシスター・ヘリントンが、実は黒髪短髪で、尚且つナースでもあったと云う事実かな(笑)。あと、初出時(2巻)では何とも思わなかったイグレシアス息子(笑)が、結構よさげかも、と思いました――本命は勿論ブラッドなんですが(笑)。
ラースの師匠が初登場! 何か格ゲーの中国拳法遣いみたいな見た目の師匠が、(外見違うにも関わらず)白頭山(by鉄拳)にしか見えなくなってくる罠。まぁ、そんなこと云ったら、ブラッド(=仁)、バイロンツインズ(=李?)、イグレシアス(=ブライアン・フューリー)とかもいるんですけどね!
しかし、相変わらず表紙が地味だ……これで、店頭ぱっと見で買ってく人とかいるのかね? 中身は面白いんだけどな――しかし、絵柄も地味目なんだよなぁ。意外にいろんな本屋で既刊を見かけはするんだけど。知る人ぞ知る、なのかな? う〜ん……


次回は、次で最後! 『でたまか』かも。