何気にいろいろ買ってしまった……

出るときはまとめて出るなぁ……


えーと、まずはコミック2点。
祝完結! の朔野安子『姫君の条件』8巻。姫君の条件 第8巻 (花とゆめCOMICS)
おお、そうきたか! と云うED。うまくまとまったなぁ、とか云っちゃいかんか。
結構愉しんで読めました。キールは、きっとあのまま(以下略)なんだろうなぁ、と思いつつ、まぁそれはそれで幸せなんだろうなぁとも思いました。
感想じゃねぇよコレ。うん、愉しかったので、これでいいや。


次。待ってました、戸土野正内郎イレブンソウル』1巻。イレブンソウル 1 (BLADE COMICS)雑誌立ち読みしながら待ってましたとも!
この人の書くお話は、いつも結構好きだ――がっつり読ませてくれるけど、『ベルセルク』ほどヘヴィでもないしね。掲載誌が『ブレイド』ってのは、結構微妙なとこなんじゃないのかなぁ――女の子が好きな話かどうか謎だし。好きですか? →女の子
しかし、考えてみれば、この人の最初のコミック出たときから買ってるんだよなぁ……(昔はコミック担当でしたからね) 売場が××にあった頃だから、そうか、もうじき10年とかか……と、ちょっと感慨にひたってみたり。って、あたしが浸ってどうするか!
まぁいいや。
とにかく、謎だらけの出だしなので、今後の展開に注目ですね。


あと、小学館ワンダーライフから、ヘンな本が2冊。『ライトノベルを書く!』ライトノベルを書く!―クリエイターが語る創作術と『はやわかり!! ライトノベル・ファンタジー』。はやわかり!!ライトノベル・ファンタジー
とりあえず、表紙は『ラノベファンタジー』の勝ち。売場のスポオタS氏と、“こっちのが売れる!”とやってた我々は、所詮はコミック系出身の本屋です。
まぁでも、『書く!』もメンツはいいですよ。冲方とかオーケン劇団ひとりとか、新城カズマとか山下卓とか乙一とかのインタビューや鼎談や小説が載ってたり。
『FT』は、例文がすっごいノリノリで(笑)、笑えました。まぁ、30日で話一本書けたらそりゃすごいし、何より、あのチェック項目を埋めるのは、絶対独りじゃ無理だ! 誰か客観的な読者がいないと不可能だよ!(笑) “ひとりよがりな文章”は、それ書いてる人間にはわかんないから!
しかし、送品票で“ワンダーライフ”シリーズになってるから、何はじめた小学館、とか思ってたら……何と新レーベルのプロモ&投稿募集用の本だったらしい。まぁ、金かけるなぁ。
しかし、一部の人に朗報なのは、結構短い話でもOKな賞だってことかな、両方とも。400字詰めで45〜420枚って、結構幅があるよね。玉石混交になる、のかな? どうだろう。
『書く!』でいみじくも冲方が云ってたとおり、最近の話って読む気のしないのばっかだからなぁ。小説書く地力がついてないって云うか。プロとして読ませるつもりなら、最低でも高校課程終了程度の学力は必要だし、それを応用して使える力もないと、前に貶した『フェンネル大陸 偽王伝』(高里椎奈)みたいになっちゃうんだよなぁ。インプットが弱いのに、アウトプットしてばっかじゃ、中身薄くなるってーの。本館参謀の科白じゃないですが、“コピーは劣化する”ね、本当に!
まぁ、このプロモで新しい作家(面白いひとね!)が出てくるといいんだけど――今時の若い子にゃ、もう難しいんじゃないのかなぁ……


そういえば、レオナルド・ダ・ヴィンチに関していろいろ調べているのですが、なかで“ニース版 モナ・リザ”と云うのに遭遇したのですけれど――それの画像が見つからん! アイルワース版はあるのになぁ……どっか落ちてませんかのぅ、つぅか、なんかの本に載ってると、前に見たブログ(どこだっけ?)に書いてあったのになぁ……とほほほほ……